2021年4月1日。
私たちは「杜の庭園 リフレッシュパーク豊浦」の
指定管理者として、新たな挑戦を始めました。
めざすのは、オーガニックガーデンパーク。
これまでに培ってきた無農薬有機栽培ガーデニングで、
「杜の庭園リフレ」をリニューアルすること。
当初、「除草剤や農薬を使用しなければ、
とんでもないことになる。雑草や害虫だらけになり、
入園者からおしかりを受ける」。
そうしたアドバイスをたくさんもらいました。
でもここは、親子連れや高齢のお客さまが多く、
安心安全にパークライフを楽しんでいただくためにも、
除草剤や農薬の使用は絶対さけたいと考えています。
ヨーロッパでは、すでにその方向にシフトチェンジ中。
また同じ地域に、自然環境に調和した有機農業を営む、
ロハス農園グループが存在し、川棚地域のエコパーク化
を目指し、里山に健康的な田んぼや畑が広がっています。
「杜の庭園リフレ」はこの地域の高台にあたります。
雨水は、森や丘や庭園を潤し、水路に入り、
ため池を満たし、周辺地域へと至ります。
もしも除草剤や農薬を使用すれば、
巡る水とともに地域に何らかの影響を与えてしまうかも。
そんなことはしたくない。エコパーク化の夢は、
「杜の庭園リフレ」の夢でもあります。
夏はとくに雑草の生長や繁茂が顕著です。
雑草にもそれぞれ役割があるのですが、
いま、「杜の庭園リフレ」を覆っているのは、
イネ科の植物が主。土地が痩せている証拠です。
私たちはせっせと草を刈り、剪定を行い、
そうした有機物をバックヤードにストックし、
お隣の「川棚乗馬クラブ」から貴重な馬糞をいただき、
近隣の農家さんからは無農薬の米ヌカをいただき、
それらをブレンドしながら、堆肥づくりを推進中。
この堆肥で植栽をオールマルチングしていくことで、
雑草の発生を防ぎ、土壌改良していく予定です。
そうすることで、地力を回復していきたい…
地域のものは地域で回す。それが実現できるのも
川棚の魅力。地域の人たちとのつながりも有機的です。
川棚って、ポテンシャルの高いエリアだとつくづく実感。
オーガニック栽培にシフトチェンジするには
時間がかかります。エコ認証の勉強も始めました。
少しお時間をいただけますか。がんばるので。みんなで。
これからも、すてきな近隣の仲間たちと、
すてきな夢を、一緒に追いかけていきます。