❝杜の庭園リフレッシュパーク豊浦❞の花見台において、
11月11日10時から、地元猟友会(植村会長)のみなさんにより、
キジの放鳥セレモニーが行われました。
キジは、日本の国鳥であり、
豊浦地域にも生息している身近な留鳥です。
猟友会では、野生鳥獣の保護繁殖事業の一環として、
毎年、この時季に、放鳥に取り組んでいます。
会員のみなさんの手で、ゲージが開けられると、
キジたちは一斉に、大空に向かって羽ばたいていきました。
リフレは、無農薬有機栽培を実践する
❝オーガニックガーデンパーク❞。
この時季はとくに、餌となる木の実や昆虫が多く、
来年の春の繁殖期までの健全な生長が期待されます。
これから冬に向かってキジたちは、冬毛に生えかわり、
来年の春には、きれいな姿を見せてくれるはずです。
オスは羽色が美しくて飛ぶ姿は力強く勇敢で、
メスは地味ですが、母性愛に満ちています。
とくにメスは「焼野のきぎす」といわれ、
たとえ巣の周辺が燃えても、わが身を顧みることなく
タマゴやヒナを守る習性があります。
「ケーン ケーン」と鳴くのは、繁殖期のオス。
今の時季は、オスもメスも、「チッ」や「ジャッ」と、
コミュケーション時や警戒時に鳴きます。
また、朝キジが鳴けば雨、地震が近づけば大声で鳴くそう。
どうやら、天気予報能力も、身につけているようです。
昔話の「桃太郎」にも出てくる親しみある鳥、キジ。
リフレで、探してみませんか。
庭園長 国司 淑子(くにし としこ)