❝エビネ❞は、ラン科エビネ属の多年草です。
春咲きと夏咲きがあり、エビネやキエビネは、
春咲きにあたります。
地下にはバルブ(偽鱗茎)が10個程度連なっており、
それがエビの背に見えることから、
❝エビネ❞と呼ばれるようになったのだとか。
かつては身近な山でたくさん見られたようですが、
残念なことに盗掘による被害や、環境の激変により、
いまではとても貴重な山野草になってしまいました。
4月27日(土)~28日(日)は、リフレのビジターセンターで
「第34回フレッシュエビネ会展示会花展」が開催されます。
会員のみなさんが丹精込めた、えびねをはじめ、
山草、野草が一堂に並びます。
貴重なえびねの展示即売のほき、
栽培相談会もありますので、この機会にぜひ、
えびねの魅力をご堪能ください。
庭園長 国司 淑子(くにし としこ)