お盆が過ぎても、山口県熱中症警戒アラート発表の
日々が続き、8月25日はやっとそれが途切れて、
午前中は、1か月以上ぶりの雨となりました。

10月13日(日)～14日(月・祝)の❝コスモスまつり❞に、
万全の状態でコスモスを満開にしたい私たちは、
このところ、コスモスの生長ぶりに一喜一憂の毎日・・・

灌水しても、灌水しても、乾燥が早すぎて、
昨日まで暑そうにうなだれていたコスモスたち・・・
本日の雨のなか、スタッフのひとりが喜びいさんで、
コスモスがピーンと胸を張ってくれたと、うれしそうに報告！

地元の雨乞いの山といわれる鬼が城連山に向かって、
毎日、神頼みしていた甲斐があったというものです!?

本日は、久しぶりにスタッフも灌水の重労働から
開放されて、リフレに雨！　花に水!　人に笑顔！
なのでした・・・

コスモスの花姿は、風に揺れて美しくはかなそうなのですが、
実は内に「雑草魂」を秘めていて、とてもたくましいのです。
踏まれても踏まれても倒れたところから花芽を出すし、
ちょっとやそっとではへこたれません。

開花後は、虫でも風でも授粉して、種をふんだんにつけ、
風に揺れて、自ら大地に種をばらまき、
翌年には、しかり発芽してコスモス景観をつくります。

やさしく、つよく、たおやかに・・・そんな姿が、
日本人の心を魅了するのかもしれませんね。

現在、コスモスはまだまだおチビちゃんで固いつぼみ。
10月の開花期まで、私たちの挑戦は続き、
スタッフ一同、コスモスの育児におおわらわの毎日です。

10月、コスモスたちの満面の笑顔に会いに来てください。
❝コスモスまつり❞も、今年はイベントいっぱいで、
とってもにぎやかになりそうです。詳細はまた後日・・・

庭園長　国司　淑子(くにし　としこ)